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ISSJブログ:日印首脳会談

今回は、昨年末に行われた日印首脳会談についてのお話です。

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歴史的な首脳会談
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 2015年の12月11日から13日まで、安倍首相はインドを訪問し、モディ首相との首脳会談に臨みました。
今回で5回目となる両者の会談は、安倍首相が「歴史的な会談」と語るほど、経済、安全保障、科学技術、青年交流など様々な分野で大きな進展の見られた、意義のあるものだったようです。
中でも目玉となったのが鉄道分野で、インド最大の都市ムンバイと、経済発展の目覚ましいアーメダバード間(約500km)で計画中の高速鉄道建設に、日本の新幹線方式を採用することが決定。この鉄道建設は、総事業費約9800億ルピー(約1兆8000億円)に上る巨大プロジェクトになるそうです。
これらの大きな成果は、安倍首相とモディ首相の信頼関係が抜群に高いことが影響していると言われています。

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モディ首相ってどんな人?
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 2014年5月の政権交代で首相になったナレンドラ・モディ氏。彼は若いインド人からの圧倒的支持を獲得しており、その手腕は様々な方面に影響を及ぼしています。
農業分野において100万人の雇用を推進したり、トイレを始めとする国内のインフラを整備したり。モディ首相の政策は停滞していたインドの経済を大きく変えるきっかけになっています。
また、貧しい家庭に生まれたモディ氏は、子どもの頃から働いていたために十分な教育を受けることができず、勉学や知識についての多くを「ソーシャルメディアを通じて補うことができた」と、その力をとても評価しています。
そのためか、Facebookの創始者マーク・ザッカーバーグ氏をはじめ、アマゾンのジェフ・ベゾスCEO、グーグルのサンダー・ピチャイCEOなど、多彩な面々との会談を実施。モディ首相のインターネットへの関心やIT産業への注力には、特筆すべきものがあるようです。

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モディ首相と安倍首相
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 そんなモディ首相ですが、大の日本好き、安倍首相好きとしても知られています。「日本ほどのパートナーは他にはいない」、「偉大な友人で驚異的な指導者である安倍首相」など、モディ首相の口から語られるのは絶賛の数々なのです。
二人は第一次安倍政権の頃から面識がありましたが、2012年12月に自民党が政権を奪還した時に、最初に祝福の意を伝えた海外要人の一人がモディ首相となっています。
モディ首相が就任した際も、海外メディアは「インドで誕生した『安倍派』の新首相」と報道しており、日本で言われている以上にモディ首相の安倍首相好きは凄まじいようです。
そんなお二人のちょっと変わったエピソードをひとつ。安倍首相が61歳の誕生日を迎えた昨年の9月21日、モディ首相からTwitterにてお祝いメッセージが送られたものの、安倍首相は間違えて別人にお礼の返信をしてしまったとのこと。どうやら、アカウントを入力する際にミスしてしまったようです。
これに対してモディ首相は、間違いを指摘することなく、本来は自分に宛てられたメッセージにリツイートすることで、安倍首相からのお礼の言葉を自身のフォロアーに紹介しました。
相手に恥をかかせることなく、リツイート機能を使って「きちんと見てます」と伝えられる対応をしたのは、さすが一国の首相です。こうしたお人柄も、モディ首相の若者人気の理由のひとつかもしれませんね。

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編集後記1
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千鳥ヶ淵の桜も咲き乱れる春の頃、毎年インド大使館では「桜フェスティバル」が行われます。普段はなかなか入る機会のない大使館の庭にて、インド料理の販売やダンスのステージなど、様々なイベントを体験できます。今年の日程はまだ発表となっていませんが、例年開催は4月の初め頃。間もなく日印協会HPにて公式発表される予定ですので、ご興味のある皆さん、ぜひお誘いあわせの上ご参加ください!
日印協会HP  http://www.japan-india.com/

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