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ISSJブログ:インド女性のオシャレ

今回は、インドの女性たちのオシャレについてのお話です。
インドの女性にとって、お出かけの支度はとても時間のかかるもの。ネックレスに、 ピアスに、 ブレスレットに…、リングに至っては10本の指全部につけるツワモノも!
彼女たちにとってオシャレは欠かせないものですが、今回は、なかでもインドの特徴的なオシャレについてご紹介したいと思います。

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ノーズティカ
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 インドの少女たちは、鼻の左側にノーズティカ(ピアス)をします。小学校の高学年ぐらいにあけることが多いようですが、もしあけていなくても、結婚が決まったら必ずあけます。なぜなら、ノーズティカは花嫁さんにとって欠かせないもので、インドでは、これをしていなかったら「花嫁じゃない!」とまで言われてしまうのです。生殖器を司る「左の鼻」にピアスをすることは、子孫繁栄の願いを表すのだそうです。
耳のピアスと同じくらい一般的なノーズティカは、アクセサリーショップにもたくさんの種類が並べられています。ゴールドのものや、宝石が入っているものもあれば、大きさもデザインも本当に様々。最近は小さめのものが流行していますが、年配のご婦人のなかには、大きな円に豪華な飾りが散りばめられた迫力ノーズティカをしている方もいるようです。

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ビンディ
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 インドの女性がおでこにつけているアレです。私たち日本人には、とても神秘的に見えるアイテムですよね。インド料理店へ行ったときに私もつけてもらったことがあるのですが、シール状になっていて、シートから一枚一枚剥がして使います。
ヒンドゥー教では、額は体の中で最も神聖な場所であり、真理を見抜くとされる「第3の目」があると考えられています。それを表現するために、額に赤い粉をつけていたのがビンディの始まりです。それがいつからか赤くて丸いシールを貼るようになり、さらには色やデザインも次第に変化していき…。今では宗教的な意味合いはすっかり影をひそめ、おめかし時の必須アイテムのひとつとして楽しまれるようになりました。
なんでも、サリーの生地の色にあわせてビンディをコーディネートするのが上級テクニックだとか。ここぞというときにつける、ゴージャスな「勝負ビンディ」なるものもあるようで、小さいながらその存在は侮れません!

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メヘンディ
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 手や足に描かれた、繊細で美しいタトゥのようなメヘンディ。この模様は、ヘナというハーブをすり潰し、オイルなどを混ぜてペースト状にしたもので描かれます。
実はこのヘナ、ヒンドゥー教の豊穣と美の女神「ラクシュミー」が最も愛した薬草とされ、インドでは「幸運をもたらす植物」だと信じられています。そして、描かれる絵柄にも色々な意味があり、例えば、花模様は「生命力」、波は「豊かさ」、葡萄の蔓は「献身」など…。つまり、これを描くことでオシャレとおまじないとを両方行える、まさに一石二鳥の方法なのです。
弊社のインド人スタッフS君の奥様も、インドにいた頃、23歳という若さながらメヘンディアーティストをされていたとか。インドの女性にとって、オシャレがどれだけ身近で欠かせないものなのか、垣間見える気がしますね。

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編集後記
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 来る4月15日(金)~17日(日)の3日間、横浜の赤レンガ倉庫前にて「ホーリー祭」が行われます。
別名「色かけ祭」とも呼ばれるこのお祭りは、みんなで色のついた粉を掛け合うことで、インドの春の訪れを祝うとともに豊穣を祈願するとされています。
また、会場にはたくさんのフード・雑貨店が立ち並ぶほか、歌や踊りのステージも開催されるとのこと。エキサイティングなインドのお祭りを、ぜひご体験ください!
http://www.japan-india.com/release/view/756

(文責:菊池康夫)

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