Blog


ISSJブログ:インドの結婚

今回は、インドの結婚についてのお話です。
実は6月は、高温とスコールのため、インドでは最も結婚式には適さないとされているそうですが・・・、世界的に有名な「ジューンブライド」にちなみ、インドの結婚事情について見ていきたいと思います。

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
インドで話題の出会い系サイト
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
 一昔前まで、インドではお見合い結婚が「当たり前」でした。ヒンドゥー教では家族の結びつきが大変強く、両親に認められた結婚をすることが大切であるからです。現在も地域によっては、お見合い結婚以外は許されないという場所もあるようです。
そうは言っても、最近の都市部では恋愛結婚も増えているようで、弊社のインド拠点があるベンガルールなどでは、お見合いと恋愛が半々のようです。そうした恋愛結婚の増加を背景に、いまインド国内で急速に需要が高まっているのが「出会い系サイト」なのです。
インド人にとって、恋愛は基本的に結婚が前提。そのため、ネットを使っての相手選びも至って真剣です。そんなインドの若者たちの要望に応えるために、サービス会社側も様々な工夫を凝らしています。
例えば・・・、インドで生まれた出会い系サービス「Shaadi」は、1996年の運営開始以降、巧みな宣伝力でユーザー数をどんどん増やしました。そして今や、そのメンバーは3000万人、カップル成立数は実に320万件以上だと言われています。
また、同じくサービスサイトの「Floh」は、ネット上のみならず、毎週末に各都市にて様々なオフラインイベントを開催。インドの多くの独身の若者たちに、出会いの場を提供し続けています。
中には子供に代わってこうしたサービスに入会をして、お見合い相手を探す親御さんもいるそうで、インドの出会い系ビジネスはますます加熱が続きそうです。

□□□□□□□□□□□□□□□□
結婚式は体力勝負!?
□□□□□□□□□□□□□□□□
 さて、念願叶って運命の相手と出会うことができたら、インドではその後がまた大変です。インドでの結婚式は、それにまつわる様々な行事や儀式を正式にすべて行うと1ヶ月、思いきって省略しても最低1週間はかかるのです。
式の前には、新婦の兄弟が新郎に挨拶に来る儀式、新郎が全身にターメリックを塗って体を清める儀式、親族の長老からマハラジャの冠を授かる儀式などなど・・・。
そして式当日は、花嫁と花婿が派手な電飾に取り囲まれて練り歩くパレードが1〜2時間、記念撮影タイムも1〜2時間、その後、メインとなる会食やダンスパーティーが行われます。
このダンスパーティーがインドの結婚式の超目玉!豪華なご馳走が用意され、時には生バンドによる演奏も行われ、両家が入れ乱れて踊りまくります。
オープンな場所で行われることが多いこのパーティーには、全く無関係な人がちゃっかり混じって踊っているなんてことは、日常茶飯事。それでも、「お祝い事なのでどんどん参加してください〜」と、いたっておおらかなのです。
そして、時間的にもかなりラフで、締めの挨拶などもなく、みんなで気のすむまで踊り続けるため、ほぼ徹夜状態となるそうです。
まさにインドの結婚式は体力勝負ですね。でも一生に一度の晴れの舞台。親戚、友人、ご近所さんを巻き込んでの大騒ぎは、大切な人々との絆をより固いものにしてくれると言えそうです

□□□□□□□
編集後記
□□□□□□□
 インド拠点スタッフの更なる日本語や文化の指導のため、弊社の教育担当係が6月4日からインドに赴任します。これから皆様にご提案していくエンジニアのスキルアップに、乞うご期待下さい。
□□□□□□□□
編集後記2
□□□□□□□□
最近では、インドの異常気象のニュースが、たびたびメディアに露出しています。「国内史上最高の51度を記録」の言葉とともに映される、路面に焼き付いてぬげたサンダルの映像に驚かされました。空調設備のない場所では命の危機にも晒されています。
今年は強いエルニーニョ現象のため、今世界的に観測史上最高の平均気温を記録しそうだとのこと。インドにとっても、その他の全世界の国々にとっても、この予測が杞憂に終わることを祈るばかりです。

(文責:菊池康夫)

Copyright © Indo-Sakura Software Japan K.K. All rights reserved